2014年09月26日

高瀬 正仁(九州大学基幹教育院教授) 岡潔の晩年の夢とドイツ数学史の現在

※このトークセッションの配信は終了しました。

2014/9/12収録

『紀見峠を越えて 岡潔の時代の数学の回想』刊行記念トークイベント

高瀬 正仁(九州大学基幹教育院教授)

日本が世界に誇る大数学者、岡潔。多変数関数論を創造し、リーマンに並び立つ岡潔の人生と学問を半世紀にわたって追い続けてきた高瀬正仁さんに、著書『紀見峠を越えて』刊行を記念して、以下の3つのテーマでお話ししていただきます。
岡潔先生の多変数関数論研究には「内分岐領域の解明」という「晩年の夢」がありましたので、まず岡潔先生がこの研究を取り上げるにいたった経緯を話します(第一のテーマ)。
歴史的な観点から見ると、岡潔先生の数学研究はガウスを源泉とする19世紀のドイツ数学史の流れに沿って成立しましたが、今日の数学はドイツ数学史と大きく乖離しています。この現象の由来を語り、復活の可能性について所見を述べます(第二のテーマ)。
ドイツ数学史と和算の類似性にも言及したいところです(第三のテーマ)。

【講師紹介】
昭和26年(1951年)、群馬県勢多郡東村(現在、みどり市)に生れる。九州大学基幹教育院教授。多変数関数論と近代数学史を専攻。平成20年(2008年)、九州大学全学教育優秀授業賞受賞。2009年度日本数学会賞出版賞受賞。岡潔の学問と人生にテーマを求めた著作に、評伝三部作『星の章』『花の章』『虹の章』『岡潔 数学の詩人』がある。


posted by junkudo at 11:52| トークセッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月19日

佐々木 敦(批評家)×小沼 純一(音楽・文芸批評家) 「音楽」の「出口」とは何か?

※このトークセッションの配信は終了しました。

2014/9/8収録

『「4分33秒」論――「音楽」とは何か?』『ex-music〈R〉テクノロジーと音楽』
『ex-music〈L〉ポスト・ロックの系譜』刊行記念

文学、演劇、映画などさまざまな分野で批評活動を行っている佐々木敦さんですが、数年ぶりに音楽についての新刊が立てつづけに刊行されました。
まずは2014年5月、自身の長年のテーマであったジョン・ケージ『4分33秒』について様々な角度から語りつくした『「4分33秒」論――「音楽」とは何か?』(P-Vine)を刊行。そして続く7月にはポストロック、テクノ、電子音楽といった先端的な音楽を論じた名著『ex-music』が2分冊『ex-music〈R〉テクノロジーと音楽』『ex-music〈L〉ポスト・ロックの系譜 』(アルテスパブリッシング)の新編集版で復刊。
これらの刊行を記念して、小沼純一さんをゲストにお招きし、トークセッションをおこないます。ひとつの分野にとどまらならい横断的な批評活動を展開するおふたりに、「音楽」、そしてさまざまな「芸術」が持つ本質について縦横に語り合っていただきます。

【講師紹介】
佐々木 敦
1964年生まれ。批評家・早稲田大学教授・HEADZ主宰。映画・音楽から文学・演劇・ダンス・思想など多彩な領域で批評活動を展開。著書:『即興の解体/懐胎』『テクノイズ・マテリアリズム』『(H)EAR』(青土社)、『「批評」とは何か?』『小説家の饒舌』(メディア総合研究所)、『ニッポンの思想』(講談社現代新書)、『シチュエーションズ』(文藝春秋)ほか多数。

小沼 純一
1959年東京生まれ。音楽を中心にしながら、文学、映画など他分野と音とのかかわりを探る批評を展開する。現在、早稲田大学文学教授。音楽・文芸批評家。
著書に『武満徹 音・ことば・イメージ』『バカラック、ルグラン、ジョビン愛すべき音楽家たちの贈り物』『ミニマル・ミュージック その展開と思考』『魅せられた身体 旅する音楽家コリン・マクフィーとその時代』『映画に耳を』他多数。詩集に『しあわせ』『サイゴンのシド・チャリシー』ほか。編著に『武満徹エッセイ選』『高橋悠治対談選』『ジョン・ケージ著作選』ほか。

posted by junkudo at 13:17| トークセッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月01日

川邊 透×鈴木 海花 ―これは誰もが待っていた虫図鑑の決定版!


2014/8/19収録
『昆虫探検図鑑1600』(全国農村教育協会発行)記念

川邊 透(Webサイト『昆虫エクスプローラ』『むし探検広場』管理人、虫系ナチュラリスト)
鈴木 海花(フォト・エッセイスト、「むし塾」主宰)

豊かな自然に恵まれたこの国で、今、虫たちの魅力にとりつかれた人たちの輪が広がりつつある―ような気がする……。
その輪の先駆けとなった女性目線の『虫目で歩けば』『「虫目」のススメ』の著者が心待ちにしていたという、新スタイルの虫図鑑『昆虫探検図鑑1600』。
著者・川邊透を迎え、数十年に及ぶ川邊流虫探検のノウハウ、投稿サイト『むし探検広場』の裏苦労話、そして画期的なこの図鑑に秘められた工夫の数々や活用法などなど―聞けば図鑑がもっと楽しくなる!

【講師紹介】
川邊 透
人気図鑑サイト「昆虫エクスプローラ」http://www.insects.jp/ 管理人。
ブログ 「むし探検広場」http://insects.exblog.jp/ の名園長としても知られる。
身近な フィールドを拠点に、いきもの愛あふれる生態写真を撮り続けている。
小蛾や蠅などのマイナー昆虫から、蜘蛛、蛙、蝸牛など昆虫以外の「虫偏」の生き物たちに至るまで、広くあまねく愛を注いでいる。

鈴木 海花
女性目線、文系目線の虫好きエッセイストとして、虫、自然、虫をめぐる人たちについて写真と文章で発信をつづけている。
『虫愛づる一日』『虫カフェ』『むし塾』など従来にない虫イベントのプロデュースも手がける。
虫関連著書に『虫目で歩けば』『虫目のススメ』など。
ブログ:『虫目で歩けば』http://blog.goo.ne.jp/mushidoko64

posted by junkudo at 16:02| トークセッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。