2014/11/19収録
金子 勝/武本 俊彦『儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ』(集英社新書)刊行記念
金子 勝(経済学者)
武本 俊彦(食と農の政策アナリスト)
農業は「儲からない産業」と言われています。
そこに追い討ちをかけるようにTPP交渉が政府主導で進行中。
これに対抗するためには大規模集約化するしかないと思われていますが、実は小規模兼業農家こそ生き残る可能性が高いのです。
なぜ「小規模」なのか? そして何を「兼業」するのか?
日本の農業の未来を、経済学者・金子 勝氏と食と農の政策アナリスト・武本俊彦氏が語り尽くします。
二人は、これからの農業を担うのは大企業ではなく地域に根ざした個人であると断言。つまり誰にでも可能性が開かれているのです。
脱原発などにも言及しますので、農業に関心のある方だけでなく、電力問題に興味のある方もぜひご覧ください。
金子勝(かねこまさる)
経済学者。1952年東京都生まれ。慶応大学経済学部教授。
専門は財政学、制度経済学、地方財政論。
武本俊彦(たけもととしひこ)
食と農の政策アナリスト。1952年東京都生まれ。
1976年農林省入省。2011年農林水産政策研究所長。