2015年04月22日

高橋順一×宇田亮一×菊谷倫彦 吉本隆明の可能性をどう引き継ぐか


2015/3/19収録
『無名なものの詩(うた)と革命〜孫世代からみた吉本隆明』(菊谷文庫刊)刊行記念〜

高橋順一(早稲田大学教授・比較思想史)
宇田亮一(『吉本隆明『共同幻想論』の読み方』著者)
菊谷倫彦(菊谷文庫代表・『無名なものの詩(うた)と革命』著者)

――3月に菊谷文庫から、『無名なものの詩(うた)と革命〜孫世代からみた吉本隆明』(菊谷倫彦著)が発売となります。また、菊谷文庫が編集した宇田亮一さんの『吉本隆明 “心”から読み解く思想』(彩流社刊)、『吉本隆明『共同幻想論』の読み方』(菊谷文庫刊)も発売されています。あたらしい時代の吉本隆明論が生まれつつあるこの機会に、吉本隆明の可能性やその思想をどう引き継ぐかについて、じっくりとお話ししたいと思います。

【講師紹介】
高橋順一(たかはし・じゅんいち)
1950年宮城県生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は比較思想史。ドイツを中心としたヨーロッパ思想、日本思想にも精通している。著書に『吉本隆明と共同幻想』(社会評論社)、『吉本隆明と親鸞』(社会評論社)、『市民社会の弁証法』(弘文堂)、『ヴァルター・ベンヤミン読解―希望なき時代の希望の根源』(社会評論社)など多数。

宇田亮一(うだ・りょういち)
1952年兵庫県生まれ。立教大学心理教育相談所研究員・心理臨床ネットワークアモルフ代表。会社員を経て臨床心理士になった経歴をもつ。著書に『吉本隆明『心的現象論』の読み方』(文芸社)、『吉本隆明『共同幻想論』の読み方』(菊谷文庫)、『吉本隆明 “心”から読み解く思想』(彩流社)。

菊谷倫彦(きくや・ともひこ)
1978年秋田県生まれ。菊谷文庫代表。思潮社、NTT出版で編集者として働いたのち独立し、菊谷文庫を設立。大学院時代に吉本隆明論で修士論文を書き、編集者として最晩年の吉本を担当した経験をもつ。著書に『無名なものの詩(うた)と革命〜孫世代からみた吉本隆明』(菊谷文庫刊)。




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2015年04月16日

進士 五十八(東京農業大学名誉教授・元学長)  ランドスケープのことなら何でも聞いてください!

LD100.jpg
2015/4/8収録
『ランドスケープデザイン』 誌100号記念講演会

進士 五十八(東京農業大学名誉教授・元学長)

阪神淡路大震災の1995 年創刊。わが国唯一のランドスケープの専門誌『ランドスケープデザイン』(マルモ出版)はついに100 号を発刊しました。
『ランドスケープデザイン』にもたびたびご登場・ご寄稿いただいた進士五十八先生に、「ランドスケープの本質・ランドスケープのこれまで、これから?」を熱く語っていただきます。
※トークイベントは質疑応答形式で行います。

【講師紹介】
進士五十八(しんじ いそや)/造園家/東京農業大学名誉教授・元学長
これまでに日本学術会議20、21 期会員、日本造園学会長、東南アジア国際農学会長、日本都市計画学会長、日本生活学会長、日本野外教育学会長、自治体学会代表運営委員など歴任。現在は、政府の自然再生専門家会議委員長、社会資本整備審議会臨時委員。
また長野県、豊島区、荒川区、三鷹市、新宿区、江戸川区などの景観審議会会長・横浜市、川崎市などの環境審議会会長。ほかにも一般社団法人農あるくらし研究会会長、一般社団法人日本公園緑地協会公園緑地研究所所長、福井県 里山里海湖研究所所長、NPO 法人美し国づくり協会理事長。
井下賞、田村賞、日本造園学会賞、同特別賞、北村賞、土木学会景観デザイン賞、Golden Fortune表彰、日本生活学会今和次郎賞、日本農学賞、読売農学賞など受賞、2007 年、紫綬褒章受章。


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2015年04月15日

白砂 伸夫(ランドスケープアーキテクト) <ローズガーデンの魅力とデザイン>


2015/3/27収録
『ローズガーデン』出版記念講演会

白砂 伸夫(ランドスケープアーキテクト)

日本のローズガーデンが世界をリードする時代にきています。
ホテルオークラで5 月に開催されている「10カ国大使夫人のガーデニング」、ハウステンボスのローズガーデン、アカオハーブ&ローズガーデン、岐阜県の花フェスタ記念公園の「世界のバラ園」など、今、日本で話題になっているローズガーデンをデザインしている白砂伸夫さんが、世界最前線のローズガーデンのデザインについて披露します。そして作品集「ローズガーデン」(マルモ出版)の出版を記念してトークイベントを開催します。
バラの歴史は3000年とも言われ、最も古くから栽培されてきた園芸植物であり、その魅力も多彩です。イングリッシュローズや新しいフランスバラなど、現在もバラの魅力はつきることがありません。さらにバラの新たな新魅力として、まちづくりにも生かされているバラを紹介します。昨年度、花のまちづくりコンクールで国土交通省大臣賞と兵庫県の知事賞を受賞した六甲アイランドローズガーデンは、バラが現代社会においても大きな価値をもつことを示しています。
平戸の武家屋敷に残されていた平戸ミステリーローズと呼ばれる知られざる古のバラは、古くから日本人はバラを愛でていた証です。
その一方でバラは栽培が難しく、諦める人も多いのではないでしょうか。
これからは無農薬でバラを栽培する時代です。常識に捉われないバラの品種のあたらしい選び方などもスライドや映像も交え紹介します。

【講師紹介】
白砂伸夫(しらすな のぶお)
京都生まれ。信州大学農学部卒業後、京都大学の建築学教室で故増田友也教授に師事、建築と建築学を学ぶ。環境共生学博士。
現在、神戸国際大学 経済学部 都市環境・観光学科教授。ART FUSION 代表取締役。
主な作品:ホテルオークラ「10 カ国大使夫人のガーデニング」、ハウステンボスローズガーデン、アカオハーブ&ローズガーデン、岐阜県花フェスタ記念公園の「世界のバラ園」、愛媛大学キャンパスランドスケープデザイン。
屋久島文化村ランドスケープデザインなど。
受賞:大津市煌めき大津賞、ベルギー ゲントフローラリー94 国際庭園コンテスト2 位及び国際審査員特別賞、建設省まちづくり月間賞、浜名湖花博 熱海市出展デザイン優秀賞 その他著書:「白砂伸夫作品集」(マルモ出版)、「イングリッシュローズ」(講談社共著)「ローズガーデンデザイン」(淡交社)など。



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2015年04月03日

植田一三(Aquaries School of Communication学長) 英語のスピーキング力・ライティング力を生まれ変わらせるテクニック


2015/3/21収録

植田一三(Aquaries School of Communication学長)

日本人が英語で発信するとき、発音、語彙、論理面での障害が多いのが現状です。
このトークでは、英語の発信力UPに欠かせない、伸ばして引く発音、使い方要注意語、類語の使い分け、運用語彙力UP、spoken & written Englishの効果的使い分け、説得力のある論理・反論の仕方、核を述べてから前後から語句を挿入する英文の作り方などについて、主にiBT TOEFL SWの問題を用いてお話しいただきます。

◆講師紹介◆
植田 一三(Ichay Ueda)
英語の最高資格7冠突破校Aquaries School of Communication学長。英語の百科事典を10回以上読破し、辞書数十冊を制覇し、洋画100本以上の全セリフをディクテーションするという超人的努力を果たす。ノースウェスタン大学院・テキサス大学院(コミュニケーション学部)修了し、同大学で異文化間コミュニケーションを1年間指導。Let’s enjoy the process! (陽は必ず昇る)をモットーに、31年の教歴において、英検1級合格者を1600人以上、資格3冠(英検1級・通訳案内士・TOEIC 980点)突破者を200名以上育てる。主な著書に,『英検1級100時間大特訓』『英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現』、『発信型スーパーボキャビル』、『TOEIC TESTこれ1冊で990点満点』『英語で説明する科学技術』『英語で説明する日本の文化』などがある。


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2015年04月02日

桂川潤(装丁家、イラストレーター)×河野和憲(編集者) 改正著作権法施行! 「製作」から考える「本はモノである」ということ


2015/3/17収録

日本出版社協議会プレゼンツ【トークイベント】

桂川潤(装丁家、イラストレーター)
河野和憲(編集者)

装丁とはテキストへの「共感」であり「批評」である。これまで約1800冊の装丁を手がけてきた桂川氏。テキストを「書物=モノ」として結晶化する瞬間の興奮をいつも感じているという。その桂川氏が書籍の電子化を実践。電子書籍の特長は写真・図版を自在に拡大・縮小できること。「紙」の本では想像もつかない細部の情報量に読者から予想以上の反響が寄せられた。桂川氏は書籍の電子化そのものに反対しているのではない。「批判するだけではなく自ら代案を!」と思い立った電子化懐疑派の「笑うに笑えない」顛末等を徹底的に語っていただく。


桂川潤(かつらがわ・じゅん)
装丁家、イラストレーター。1958年東京生まれ。立教大学大学院文学研究科修士課程修了。
キリスト教系NGOや研究所の勤務を経て、1995年からブックデザイン(装丁)の仕事をはじめる。『吉村昭歴史小説集成』(岩波書店)の装丁で第44回(2010年)造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞(事典・全集部門)受賞。著書に『本は物(モノ)である』(新曜社/2010年)、共著に『本は、これから』(池澤夏樹・編/岩波新書/2010年)、『人権とキリスト教』(明治学院大学キリスト教研究所・編/教文館/1993年)、共訳書に『民衆神学を語る』(安炳茂・著/新教出版社/1992年)等がある。

河野和憲(こうの・かずのり)
彩流社(編集及び製作担当)


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