2015年08月28日

齋藤 理一郎(東北大学大学院理学研究科・教授) 物理かふぇ  著者と語る物理の楽しさ#5〜炭素でつくるミラクルワールド、ナノカーボンの世界へようこそ!〜


2015/8/21収録

『基本法則から読み解く 物理学最前線』(共立出版)シリーズ刊行記念トークセッション

齋藤 理一郎(東北大学大学院理学研究科・教授)
パネリスト:大久保 毅(東京大学物性研究所・特任研究員)、島田 誠(共立出版)

人類の歴史は、物質から道具を作り発展してきました。
太古の時代の石器や土器に始まり、青銅器、鉄、シリコンと、それぞれの文明をもたらしてきました。21世紀は炭素の時代といわれています。

未来の素材として、炭素原子が結合してできた6角形からできる、球状の分子フラーレン(C60、1985年)、円筒状の物質カーボンナノチューブ(1991年)、そして1枚の原子層であるグラフェン(2004年)がつぎつぎと発見され、科学者によっていろいろな応用が考えられています。

なぜ炭素の時代なのか?どういう点が注目されているのか?世の中がどう変わるか?ということを、みなさん一緒に考えていきたいと思います。

【講師紹介】
齋藤理一郎(さいとうりいちろう)
東北大学大学院理学研究科・教授
1958年東京生まれ。 埼玉県立浦和高校卒業。東京大学理学部物理学科卒業。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修了。
理学博士(東京大学)。東京大学理学部助手(物理学教室)。電気通信大学電 気通信学部助教授(電子工学科)などを経て、現職。
著書に『フラーレン・ナノチューブ・グラフェンの科学』(共立出版)、『基礎固体物性』(朝倉書店)、『カーボンナノチューブの基礎と応用』(培風館)などがある。趣味は家庭菜園、卓球、ウクレレ。

【パネリスト】
大久保毅
1978年福岡県生まれ。統計物理、磁性体の理論が専門の若手研究者。「物理(もののことわり)」を考えることが好き。なんにでも興味を持ちすぎて、一つのことに集中できないのが欠点。

島田誠
1979年沖縄県生まれ。編集者。幼いころの夢は物理学者。
現在は「科学を親しみやすく、楽しさを広めたい!」をモットーに本作りに勤しむ日々。



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2015年08月27日

高山宏(批評家・翻訳家/大妻女子大学教授)×巽孝之(英米文学者・SF批評家/慶應義塾大学教授) 150年目の新訳版『不思議の国のアリス』(亜紀書房)に驚け


2015/8/15収録

高山宏(批評家・翻訳家/大妻女子大学教授)
巽孝之(英米文学者・SF批評家/慶應義塾大学教授)

ルイス・キャロルの傑作「Alice's Adventures in Wonderland」の初版刊行から、今年はちょうど150周年になります。その記念すべき年に、『アリス狩り』などの著作でも知られる批評家・翻訳家の高山宏さんが『不思議の国のアリス』の新訳版(亜紀書房)を刊行しました。マンガ家・絵本作家の佐々木マキさんが新たにイラストを書き下ろしたこの『アリス』は、「絵もあれば会話もある本」として、大人も子供も楽しめる、まさに150年目にふさわしい「日本語版アリスの傑作」となっています。本書の刊行にあたり、訳者の高山宏さんと、英米文学者・SF批評家の巽孝之さんに、今回の『不思議の国のアリス』の訳業について、そして、なぜ150年にもわたって『アリス』は人々の心を魅了し続けるのかについて語っていただきます。

【講師紹介】
高山宏(たかやま・ひろし)・・・1947年岩手県生まれ。批評家。翻訳家。大妻女子大学比較文化学部教授。著書に『アリス狩り』『近代文化史入門 超英文学講義』『新人文感覚(T・U)』ほか多数。翻訳書にジョン・フィッシャー『キャロル大魔法館』、エリザベス・シューエル『ノンセンスの領域』ほか多数。

巽孝之(たつみ・たかゆき)・・・1955年東京生まれ。英米文学者。SF批評家。
日本英文学会監事。日本アメリカ文学会会長。慶應義塾大学文学部教授。著書に『ニュー・アメリカニズム』『リンカーンの世紀』『モダニズムの惑星』ほか多数。編訳書にダナ・ハラウェイ他『サイボーグ・フェミニズム』ほか多数。


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2015年08月20日

施 光恒(政治学者・九州大学大学院准教授)×柴山桂太(経済思想家・京都大学大学院准教授) 「英語化」政策で我々は何を失うのか? 


2015/8/13収録

施 光恒『英語化は愚民化』(集英社新書)刊行記念

施 光恒(政治学者・九州大学大学院准教授)
柴山桂太(経済思想家・京都大学大学院准教授)

大学授業の「5割英語化」から、日本語を禁止する「英語特区」の提案まで。日本の社会を「英語化」しようとする政策が、進められつつあります。英語化推進派のお題目は国際競争力の向上。しかし、社会の第一線を「英語化」すると、日本は強さを取り戻すのでしょうか?

 日本の強みは、明治初期に「英語公用語化論」をしりぞけ、母国語による国づくりを選択した賜物。それに逆行して国を壊すのが21世紀の「英語化」政策である――。

『英語化は愚民化―日本の国力が地に落ちる』の著者・施光恒さんはそう警鐘を鳴らします。
この対談では、経済思想家の柴山桂太さんをお迎えし、なぜ明治日本が近代化に成功したのか、そして21世紀の「英語化」で日本が何を失うのかを討論します。

施 光恒(せ・てるひさ)
九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。1971年生まれ。政治学者。慶應義塾大学大学院
法学研究科後期博士課程修了。博士(法学)。専攻は政治理論、政治哲学。主な著書に『リベラリズムの再生』(慶應義塾大学出版会)など。

柴山桂太(しばやま・けいた)
京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。1974年、東京都生まれ。京都大学経済学部卒業後、京都大学人間・環境学研究科博士課程単位取得退学。専門は経済思想、現代社会論。
主な著書に『静かなる大恐慌』(集英社新書)など。



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2015年08月19日

岡部 いさく(軍事評論家)×大森 望(書評家、SF翻訳家) SFおたく道


2015/8/11収録

水玉螢之丞『SFまで10000光年』刊行記念

岡部 いさく(軍事評論家)
大森 望(書評家、SF翻訳家)

昨年12月に惜しまれつつ逝去した、イラストレーターにして漫画家の水玉螢之丞氏。
その水玉氏が、SFマガジン1993年1月号から2002年12月号まで10年にわたって連載したコミックエッセイ『SFまで10000光年』がついに単行本化された。SFからアニメ、ゲーム、フィギュアまで90年代サブカルチャーの奔流のなか、「人がSFファンとして生きるとは、どういうことか?」を追究したその内容は、まるでオタクのための哲学書ともいえるもの。水玉氏はいかにして“オタク思想家”となったのか?
個人的にも親交の深かった大森望氏と、実兄にして軍事評論家の岡部いさく氏が語る。

【岡部いさく(おかべ・いさく)】 軍事評論家
1954年、浦和市(現さいたま市)生まれ。
(岡部冬彦の第2子・長男、第3子で次女の水玉螢之丞の兄)
学習院大学フランス文学科卒業
航空雑誌エアワールド編集員、艦船雑誌シーパワー編集長を経て、フリー。
航空雑誌・艦船雑誌などに寄稿、フジテレビのニュースで軍事・防衛問題を解説。
著書に「世界の駄っ作機」「蛇の目の花園」「英国軍艦勇者列伝」など。
ジャック・キャンベル『彷徨える艦隊〈6〉巡航戦艦ヴィクトリアス』(ハヤカワ文庫SF)に巻末解説を寄稿。

【大森望(おおもり・のぞみ)】 書評家、SF翻訳家。
1961年、高知市生まれ。京都大学文学部アメリカ文学科卒業。
新潮社新潮文庫編集部勤務を経て、フリー。責任編集の『NOVA』全10巻で第34回日本SF大賞特別賞、
第45回星雲賞自由部門受賞。著書に『21世紀SF1000』『新編 SF翻訳講座』『狂乱西葛西日記20世紀remix』など。
〈TheBASIC〉に水玉螢之丞との対談書評「辺境の電脳たち」を連載(1997年)。



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2015年08月18日

森上 信夫(昆虫写真家)×鈴木 海花(昆虫エッセイスト)「直球と変化球 ― 森上信夫、2冊の新刊を語る」〜『虫目のススメ』著者・鈴木海花が訊く制作秘話〜


2015/7/28収録

森上信夫著 『虫とツーショット』『調べてみよう 名前のひみつ 昆虫図鑑』発売記念トークショー

森上 信夫(昆虫写真家)
鈴木 海花(昆虫エッセイスト)

世の中には、普通に投げても、ボールが勝手に変化しちゃう、クセ球投手がいる。
「昆虫写真界のクセ球投手」こと森上信夫が、その本分を思う存分に発揮した新刊『虫とツーショット』
一方、ギアチェンジをした時は、新刊『名前のひみつ 昆虫図鑑』 のような、きれいな球すじの直球も投げる。 この振れ幅の大きな写真家の創作のひみつに、プライベートでも親交の深い、昆虫エッセイストの鈴木海花が迫ります。

【講師紹介】
森上 信夫 (もりうえ のぶお)
1962年埼玉県生まれ。昆虫がアイドルだった昆虫少年がカメラを手にし、そのアイドルの“追っかけ”に転じ、現在に至る。1996年、「伊達者競演−昆虫のおなか」で、第13回アニマ賞を受賞。
『虫のくる宿』(アリス館)、『散歩で見つける 虫の呼び名事典』(世界文化社)、『樹液に集まる昆虫ハンドブック』(文一総合出版)、『昆虫の食草・食樹ハンドブック』(文一総合出版:共著)など著書多数。
ブログ「昆虫写真家・森上信夫のときどきブログ」
http://moriuenobuo.blog.fc2.com/

鈴木 海花 (すずき かいか)
横浜生まれ。本邦初女性目線で書かれた著書『虫目で歩けば』は、世の女性虫ファンたちが声をあげるきっかけとなった。近刊は『虫目のススメ』。虫の専門家と一般愛好家の架け橋となるべく、「虫愛づる一日」、「虫カフェ」、「むし塾」などのイベントも主催。
ブログ「鈴木海花の「虫目で歩けば」」http://blog.goo.ne.jp/mushidoko64


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