2015/11/13収録
岩波新書『女の一生』刊行後、各地で好評を博している「ライブ版・女の一生」。
このたび、満を持して、ここジュンク堂池袋店でも開催!
『良いおっぱい悪いおっぱい』で、「胎児はウンコである」と鮮やかに見抜いた衝撃の発言から早三十年余。この間、伊藤さんは、詩人として精力的に仕事を重ねる傍ら、離婚し、恋愛し、苦悩し、日本を離れ、日米を往復し、超遠距離介護で両親を看取り、仏教にハマり、植物にハマり、愛犬の死を見届け、更年期を全うし、娘たちを巣立たせ、孫まで生まれた…。
「生まれてこの方、女であります。昔は若く、今は老いつつあります。女の苦労はたいてい経験してきました。自分であることが一生の命題でした。苦労はそのためにしてきのかもしれません。」という著者の今の境地やいかに!?
『女の一生』は人生相談形式、今回も、その場で相談にお答えするライブ方式です。悩める方々の「しつもん」「人生相談」、広く受け付けます。女といわず、男といわず、老いも若きも、みなさま、この機会をお見逃しなく。
《伊藤 比呂美(いとう・ひろみ)》
1955年東京都生まれ.詩人。1978年現代詩手帖賞を受賞し、新しい詩の書き手として注目される。第一詩集『草木の空』(アトリエ出版企画)以後、『青梅』、『テリトリー論』1・2、『伊藤比呂美詩集』などの詩集を発表、『河原荒草』(以上、思潮社)で2006年高見順賞、『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(講談社)で2007年萩原朔太郎賞、2008年紫式部賞、2015年坪内逍遥賞を受賞する。1997年に渡米後、カリフォルニア州と熊本を拠点として活躍。他に『良いおっぱい悪いおっぱい完全版』(中公文庫)、『読み解き「般若心経」』(朝日新聞出版)、『犬心』(文芸春秋)、『父の生きる』(光文社)、『今日』(福音館)、『木霊草霊』(岩波書店)、『女の一生』(岩波新書)など著訳書多数。
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