2011年10月04日

高田昌幸(ジャーナリスト)×青木理(ジャーナリスト)「新聞記者という仕事」(中編)

【このトークセッションの音声配信は終了致しました】

『希望』(旬報社)刊行記念トークショー
「新聞記者という仕事」

高田昌幸(ジャーナリスト)×青木理(ジャーナリスト)



■2011年9月17日(木)18:30〜@ジュンク堂書店新宿店

 高田さんを紹介するのは簡単だ。どんな業界にも、その道のトッププロたちから圧倒的な尊敬を得る、超Aクラスのプロがいる。新聞記者・高田昌幸とは、まさにそうした存在の男だった。
 2003年から翌年にかけ、彼がデスクとして指揮をとった「北海道警察・裏金問題」報道。いま考えても、新聞記者としてこれほど優れた仕事はない。事実、北海道新聞・同取材班は、新聞協会賞、JCJ大賞、菊池寛賞、新聞労連ジャーナリスト大賞など、多くの賞を受賞した。
 その高田さんが本年6月、51歳で新聞記者をやめた。『希望』(旬報社)という手づくりのインタビュー集を残して。ステレオタイプな人物描写を、おそらくだれよりも嫌う高田さんは、裏金問題報道後に起きたさまざまなトラブルと退社との、ダイレクトなつながりを否定する。
 だが2時間あれば聞けるはずだ。2003年から2011年にかけて、新聞記者・高田昌幸は何を見て、そのとき何を感じたのか。そこには現在の日本をよりよく生きるための、重要な手掛かりが隠されているにちがいない。
 今回は、かつて高田さんと同じように報道機関に身を置き、現在はフリーのジャーナリストとしてテレビのコメンテーターをはじめ多方面で活躍する青木理さんも登場。青木さんは、新聞記者、ジャーナリストの役割を地道な取材を通して徹底して弱い者や少数者の側にたち、公権力や権威などの「力の強い者」に対するチェック機能を果たすことにあると強調する。
 報道はだれのためにあるのか、新聞記者という仕事、そしてジャーナリズムの役割が鋭く問われるなか、二人が存分に語り合う。

◆講師紹介◆
高田昌幸(たかだまさゆき)
1960年高知県生まれ。ジャーナリスト。元北海道新聞記者。1996年、取材班の一員として「北海道庁公費乱用の一連の報道」で新聞協会賞、および日本ジャーナリスト会議奨励賞を受賞。2004年、取材班代表として「北海道警の裏金問題取材」で新聞協会賞、JCJ大賞、菊池寛賞、新聞労連ジャーナリスト大賞を受賞。2011年、北海道新聞退社。

青木理(あおきおさむ)
1966年長野県生まれ。1990年共同通信社入社。大阪社会部、成田支局を経て東京社会部で警視庁警備・公安担当などを歴任。オウム真理教事件や阪神大震災、種々の公安事件や経済事件の取材に携わる。その後、外信部勤務を経て2002年〜2006年ソウル特派員。2006年6月退社し独立。
posted by junkudo at 14:08| トークセッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする