2012年07月25日

国境を越えた知の流通 過去・現在・未来 和田敦彦×江上敏哲

※このトークセッションの配信は終了しました。


2012年7月14日収録

『本棚の中のニッポン―海外の日本図書館と日本研究』
(江上敏哲著 笠間書院)刊行記念

国境を越えた知の流通 過去・現在・未来
―海外の日本図書館から考える
和田敦彦(早稲田大学教授・図書館副館長)
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江上敏哲(国際日本文化研究センター)

海外には、日本について学ぶ学生や、日本について研究する研究者のために、日本語の本や日本について書かれた本を集めたり、日本に関する情報を整理提供する図書館がある。それら海外の日本図書館は、どういった経緯で作られ、どのような役割を内外に果たしてきたのか。また、これからの「日本の知の流通」を考えるうえで、海外の日本図書館に対し、私たちは何が出来るのか。このトークセッションでは、『書物の日米関係』『越境する書物―変容する読書環境のなかで』(新曜社)で、「リテラシー史」の観点から、米国に渡った日本語の書物と読者の関係を歴史的に追った早稲田大学の和田敦彦氏と、『本棚の中のニッポン―海外の日本図書館と日本研究』(笠間書院)で海外の日本図書館の現状を紹介した、国際日本文化研究センター資料課に勤める江上敏哲氏により、「海外の日本図書館」をめぐる問題をひろく語り合います。


和田敦彦(わだ・あつひこ)
1994年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1996年信州大学人文学部助教授。2007年早稲田大学教育・総合科学学術院准教授。2008年同教授。博士(文学)。現在、早稲田大学図書館副館長。『書物の日米関係』(新曜社)で、日本図書館情報学会賞(2007年)、日本出版学会賞(2008年)、ゲスナー賞銀賞(2008年)受賞。著書に『読むということ―テクストと読書の理論から』『メディアの中の読者―読書論の現在』『国定教科書はいかに売られたか―近代出版流通の形成』(ひつじ書房)、『越境する書物―変容する読書環境のなかで』(新曜社)等がある。

江上敏哲(えがみ・としのり)
京都大学文学部卒業、同文学研究科修士課程(国語学国文学)修了。司書として、京都大学(工学研究科、附属図書館、情報学研究科(1998〜))、Harvard-Yenching Library(visiting librarian・在外研修(2007年))を経て、2008年より国際日本文化研究センター資料課にて勤務。また玉川大学教育学部、立命館大学文学部、同志社大学社会学部にて非常勤講師として勤める。著書に『本棚の中のニッポン―海外の日本図書館と日本研究』(笠間書院)がある。

posted by junkudo at 09:33| トークセッション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする